国土交通省が推進している施策であるコンパクトシティ構想は、不動産投資を検討している方にとって重要な要素のひとつです。
少子高齢化や人口減少が問題となっている昨今、都心部に人を呼び戻すコンパクトシティ構想は非常に注目を集めています。
コンパクトシティ構想とは何か、不動産投資に与えるメリット・デメリットについてお話しします。
コンパクトシティ構想とはなにか
コンパクトシティとは、都市全体の構造を見渡しながら居住者の生活を支えることができるように、コンパクトな街づくりをおこなっていこうというものです。
不動産投資との関係性として、人が住む地域とそうでない地域が明確に分けられることが大きな影響を与えます。
無秩序な開発はおこなわれず、住む地域が区別されるので不動産をどこに所有するかが今後の不動産投資で大きなポイントです。
コンパクトシティ構想は全国規模で推進され、人が住む地域に選定された場所であれば、都心だけではなく地方都市でも不動産投資によるリターンは期待できます。
しかし、人が住まない地域に選定されると居住者が減り、不動産の価値は下がっていってしまいます。
場合によっては価値が下がるだけでなく、売却も難しくなる場合もあるので注意が必要です。
コンパクトシティのメリットとは
コンパクトシティのメリットについてお話しします。
コンパクトシティのメリットは大きく3つあります。
1つ目は、環境に優しい街づくりになる点です。
エネルギー効率が非常に高い街づくりが可能となります。
コンパクトシティでは、1か所に人が集まることでエネルギーの消費に無駄が無くなり地球にやさしい街づくりができます。
2つ目は、インフラの維持がしやすい点です。
道路や上下水道、鉄道等の社会インフラが維持しやすいです。
3つ目は、利用環境が向上し、都会の生活が楽しめる点でしょう。
コンパクトシティ化すれば町が自然と都会化します。
魅力的な街が形成され、快適な生活を送ることが望めるでしょう。
コンパクトシティのデメリットとは
コンパクトシティのデメリットについてお話しします。
コンパクトシティのデメリットも大きく3つあります。
1つ目は、不動産価格が高くなる点です。
人が集積することで住宅価格が上がり、逆に住みにくくなるというデメリットがあります。
2つ目は、家が狭くなる点でしょう。
コンパクトシティ化すると住宅価格が上がり、狭くなってしまうというデメリットがあります。
3つ目は、自然との触れ合いがなくなる点です。
街が都市化すると自然との触れ合いがなくなるかもしれないというデメリットがあります。
まとめ
不動産投資とコンパクトシティの関係性についてお話をしました。
少子高齢化、人口減少といろいろと問題があるなか政府が推進している街づくりになります。
不動産投資を検討されている方々にとっても重要な情報になるため、しっかりと把握しておきましょう。
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