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不動産投資用語解説

カテゴリ:不動産投資教科書



不動産や投資に関する記事を読むと、専門的な言葉が多く登場します。
投資の経験が少ない方や、これから不動産について学びたい方にとっては、「この言葉はどういう意味だろう?」と感じる場面もあるかもしれません。
そこで当社ブログでは、記事の中で使われる不動産・投資用語をわかりやすくまとめました。
読み進める際の参考にしていただき、安心して情報収集や投資判断にお役立てください。

 

用語解説(初心者向け)

円相場:円と外国通貨(例:中国元や米ドル)の交換比率のこと。円安になると、同じ元でより多くの円を買えるため、日本の不動産が割安に感じられる。

 

元建て予算:投資家が中国元で考える資金計画。為替レートの変動で、購入できる物件の広さやグレードが変わる。

 

坪単価:不動産価格を「1坪(約3.3㎡)」あたりで表したもの。物件の相場を比較する際に使われる。

 

利回り(Yield:投資額に対して毎年どれくらい収益(家賃収入など)が得られるかを示す割合。投資効率の指標となる。

 

IRR(内部収益率):投資全体でどのくらいの利回りが見込めるかを年率で示したもの。長期投資の採算性を測るのに用いられる。

 

ヘッジ(為替ヘッジ):為替変動による損失を防ぐために行う対策。先物取引や複数通貨口座を利用する方法がある。

 

SPV(特別目的会社):特定の不動産購入や投資のために設立する会社。税務や資産管理の効率化を目的とする。

 

CRS(共通報告基準):各国の税務当局が銀行口座などの情報を自動的に交換する国際ルール。非居住者も対象になる。

 

KYC/AML:金融機関が顧客確認(Know Your Customer)やマネーロンダリング防止(Anti Money Laundering)のために必要とする手続き。資金の出所や最終的な所有者の確認が求められる。

 

トロフィー物件:世界的に知名度が高く、ブランド価値や立地が特別に優れた不動産。資産保有の象徴となる。

 

ポートフォリオ(Portfolio:投資全体の組み合わせ・配分のことです。不動産の場合、「どのエリアにどの価格帯・タイプの物件をどのくらいの比率で持つか」を設計する考え方を指します。リスクを分散しながら収益を安定させるのが目的です。

 

コア(Core:投資の中核を担う安定的な資産のことです。立地や建物の質が良く、賃貸需要も高いため、長期保有に向く堅実な物件を指します。高い利回りではなく「安定した収益」と「価値の保全」が狙いです。

 

エモーション(Emotion:投資判断における「感情」を意味します。不動産では「人気だから欲しい」「ブランド物件だから所有したい」といった合理性ではない購買動機のことを指します。市場では価格を押し上げる要因になることもあり、投資家は自分の意思決定に感情が入りすぎていないか確認する必要があります。

 

不動産や投資の世界では、一見難しく感じる言葉も多いですが、その意味を知るだけで理解がぐっと深まり、判断の幅が広がります。
今後も用語解説は随時追加・更新してまいりますので、ぜひご活用ください。

不動産投資や物件購入に関してさらに詳しく知りたいことがあれば、お気軽に当社までお問い合わせください。

 

 

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